審美歯科
審美歯科
当院での審美歯科では、歯を綺麗に美くしく保ち、歯ぐきとのバランスを整え、口元にさらに自信を持って頂き、笑顔で会話が出来るよう、健康で美しい口腔環境にするお手伝いをさせて頂きます。人の第一印象は口元に大きな影響を受け、透明感のある美しい歯は、清潔感、さわやか、健康的な印象を与えます。保険診療では利用できない材料を用い、天然歯に近い色を出すことができる材質を活用し、CT(三次元撮影)を用いて診断、拡大ルーペやマイクロスコープを使用して患者様の歯を拡大し、精密で精度の高い治療を行って参ります。先ずは、患者様のご希望やお気持ちをお聞きし(カウンセリング)、口元をどのように美しくすれば良いのか、歯の形や位置をどのように改善することを望まれるのかをご相談します。
当院では、それを基に患者様と信頼関係を築き、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士とチームを組んで診断し、経験の豊富な技工士さんと、色、形が美しいだけでなく、天然歯のような自然美、理想的な咬合状態を追求していきます。
「歯を白くしたい」など外見の美しさを追求し、機能面の改善も兼ね備えて整えることを目的にした治療です。いずれも「美しい仕上がり」にするためのものです。むし歯を削り、型取りをして詰める物は一般歯科では銀歯を装着しますが、審美歯科では口元に特化した美容に力を入れ、さらに精密で、強度が強い材料を使用するため、むし歯のリスクも抑えられます。
歯の黄ばみや、黒ずんでいると笑ったときに目立ってしまうため、歯を白くしたい方にお薦めです。歯は生活習慣によって変色します。日常的にコーヒーや紅茶を飲まれる方、赤ワインやグレープフルーツに含まれるポリフェノールを頻繁に飲まれる方、たばこを吸われる方などです。これらの日常生活習慣を変えることである程度予防できますが、ご自身で白く改善することが難しいため、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングによる治療が必要になってきます。
歯並びを矯正することも審美歯科の一貫です。歯並びが複雑だと、口を開けたときの見た目が気になるだけでなく、歯並びによってはお口が開いたままの状態であったり、横からの見た目で口元が飛び出していたり、逆にへこんでいたりし、見た目にかなり影響します。また矯正による審美治療を受けることによってかみ合わせが改善され、食べ物がかみやすくなったり、食事も上手く、美味しく頂けることにより、見た目だけでなく胃腸の改善によって、体調が優れ、体型そのものの改善にも繋がると考えております。
矯正にはマウスピース矯正とワイヤー矯正があります。それぞれにメリット、デメリット、適性がありますので、カウンセリングを行い、ご相談致しましょう。
「限りなく天然歯に近い美しさと白さを作り出せる材質」で一切金属を使用しないため、金属アレルギーの心配もなく美しさを追求できる材料です。
オールセラミッククラウン
長年使っていても透明感と艶のある白さで、変色がありません。また金属ではなく陶材を使用するため、金属アレルギーの心配も無く、歯ぐきに金属が溶け出し、黒ずむこともありません。審美歯科にとって最適な材質で主に前歯部に適しています。
ジルコニアセラミックス
人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が強く、白さを兼ね備えた材質です。オールセラミックスよりも透明感が劣るため、前歯ではなく奥歯など咬む力が強くかかる部位に最適なセラミックスです。
ハイブリッドセラミックス
セラミック(陶材)とプラスチックを混ぜ合わせた材料です。オールセラミックスと比較すると審美性と強度が劣りますが、費用が抑えられます。
メタルボンドクラウン
陶材の内面に金属を使用したもので、耐久性を高めた被せ物です。外周にセラミックを使用していますので、審美性は良好ですが、内面の金属のために透明感は他のセラミックよりも劣ります。強度的に優れているため、奥歯にお薦めです。
むし歯や歯周病で歯を失ってしまった場合の治療法として、入れ歯や隣の歯を削るブリッジなどがありますが、どちらも審美的とは言えず、欠損部に人工の歯根であるインプラントを骨に埋入することで、その上部構造にセラミックを装着できるため審美的に良好な治療です。
保険治療による義歯は、歯にひっかける金具が金属やワイヤーであり、笑ったときに金具が光り審美的ではありません。そこで、バネの部分を歯ぐきの色に似せた樹脂を用いて外れないようにしたものが、ノンクラスプ義歯(ノンクラスプデンチャー)と呼びます。気になる金属のバネがないため、口元の外見が入れ歯と気づかれないほど自然で、形状は薄く、軽く、弾力性があり、装着感も良い物になります。