口腔外科・親知らずの抜歯・顎関節症|田無・田無駅近くの歯医者・歯科なら田無レオ歯科クリニック

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口腔外科

口腔外科・親知らずの抜歯・顎関節症|田無・田無駅近くの歯医者・歯科なら田無レオ歯科クリニック

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当院の口腔外科の特徴

当院の口腔外科の特徴

「親知らずの痛み」、「顎関節のみ」、「アゴがカクカク、パキパキ音がする」、「口が開けづらい」、「舌や粘膜に異物ができた」、「口内炎が痛い」、「歯が折れた」、「歯ぎしり」、「くいしばりが強くて歯が痛い」、「口の中が乾く」、「舌の痛み」など、あらゆる症状に対応し、精密検査を行って原因を究明後、処置により症状を緩和させます。場合によっては専門医療機関へ紹介致します。

口腔外科における主な疾患

  • 口腔内のがん(舌がん、歯肉がん、頬粘膜がん等)
  • 交通事故や転倒やスポーツによる外傷(歯の破折、粘膜の裂傷)
  • 顎関節症
  • 口腔粘膜疾患(口内炎、扁平苔癬、白板症等)
  • 唾液腺疾患(唾石症、唾液腺炎)
  • 神経性疾患(顔面神経痛、舌痛症)

親知らずの抜歯

親知らずは「智歯(ちし)」とも呼ばれ、およそ10代後半から20代後半に生えてくることが多く、親が知らないうちに生えてくるという意味から(親知らず)と呼ばれています。親知らずは、必ずしも正常に生えてくることはなく、骨格の小さい日本人は特に、まっすぐ正常に成長せず、斜めで止まってしまう、また骨の中に埋もれてしまう方が多く見受けられます。他の永久歯よりも最後に生えるため、すべての永久歯が生えそろう頃、アゴにスペースがなくなっていることが多いことが原因です。それにより、歯ぐきから親知らずの一部が露出してしまうと、(奥歯のため)歯ブラシによる清掃が不十分となり食物などの汚れが残ってしまい、親知らず周囲の歯ぐきが腫れ(智歯周囲炎)、またそのひとつ前の歯、第二大臼歯の後方にむし歯ができることによって痛みが強く出ることがあります。智歯周囲炎の頻度が高く、痛みが出る状況が繰り返される場合や、むし歯のリスクが高い場合は抜歯の対象となることが多いです。

悪性腫瘍(口腔がん)

口の中にできたがんのことを、口腔がんといいます。口腔がんの中で頻度が最も高いものは舌がん(約60%)です。男女比は約3:2、発症は60代が最も多いですが、20代、30代の方にも時々見られます。舌は味覚をつかさどり、味を感じ、食べ物をのどに送り込み、会話の際の発音を作り出すために使用します。我々が生きていく上で最も大切な「摂食、嚥下、発音」といった機能に大きく関わります。舌は自分でもよく見えるため、早期発見が重要です。進行も極めて早いため、2週間を経過しても治らない口内炎や周囲に固いできものが触れたりするような場合は早期に歯科を受診することをお勧め致します。舌がんの原因ははっきりとしていませんが、喫煙、飲酒、不適合な修復物、傾いた歯による舌への慢性刺激(こすれる)、口腔内の衛生状態の悪化とも言われております。発現部位としては舌の側面に生じることが多く、痛みは初期にはなく、進行にともなって周囲が固くなり(硬結)、潰瘍(陥没した感じ)になり、持続的な痛みや出血が起こるようになってきます。口腔がんの発現部位は順に、舌がん、歯肉がん、頰粘膜がん、口腔底がん、硬口蓋がん等があります。

外傷

スポーツ時の衝突や転倒により歯が折れ、歯が唇や粘膜に刺さったり、歯がそのまま脱臼して抜け落ちてしまうことがあります。歯の脱臼は歯が骨から完全に離れてしまう状態で、歯のまわりにある歯根膜がまだ生きている状態であれば元の位置に戻して固定する再植という処置で戻る可能性があります。完全に脱落した場合、歯の根元は絶対に触らないように注意してください。そして、専用の保存液や牛乳や唾液(唇と歯ぐきとの間に入れておく。飲み込まないように注意)などで乾燥させないように保存し、できる限り早急に歯科を受診しましょう。

顎関節症

症状

  • 咬むときにアゴやこめかみが痛い(咀嚼筋痛)
  • 咬むときなどに耳のそばでパキパキ、カクカク音がする(関節雑音)
  • 口が開かなくなった
  • まっすぐ開かない(開口障害、顎運動障害)など

原因

  • 歯ぎしりや、くいしばりなどアゴに異常な力が加わり続けること
  • 不適合な修復物または不適合な入れ歯を使用することによる咬合異常
  • 仕事や生活習慣などの肉体的、心理的ストレスなど

対処法

  • 夜間にマウスピースを装着し歯ぎしり、くりしばりを防止することで、症状は改善していきます。
  • 当院では歯ぎしり、くいしばりの防止のため、ボトックス注射を導入しております。 ボツリヌス菌の作り出す筋弛緩作用を用い、緊張している筋肉に注入することで筋をリラックスさせます。

※重症な場合は紹介状による専門医療機関に紹介する場合もありますので、まずは歯科を受診ください。

口腔粘膜疾患

口内炎とは、口の中や舌の粘膜に起きる炎症のことで、症状としては痛みがあり、食事の際にしみたりすることがあります。通常は1週間ほどで治ることが多いですが、気になる場合は歯科を受診し、塗り薬などを処方してもらいましょう。もし、不適合な修復物や入れ歯が粘膜にあたって傷がつき、そこから感染し炎症がおこっている際は調整が必要となります。その他の原因としては、食事中に誤って頬粘膜や舌を咬んでしまったり、ストレスや疲れで免疫力が下がっていたり、ビタミンB2、B6、Cや栄養不足、唾液の分泌量の減少、歯磨き不足による口腔内の衛生状態の悪化があげられます。予防としては、口の中を傷つけず、うがいや歯ブラシで口腔内を清潔にし、バランスの良い食事をして、過度の疲労・ストレスを蓄積しないよう、十分な睡眠を確保することです。

唾液腺疾患

「口の中がネバネバする」、「口が渇く」、「口臭が気になる」などの症状が出た場合は、ドライマウス(口腔内乾燥症)である可能性があります。唾液分泌量の減少の原因は、加齢、薬の副作用、全身疾患などがありますが、ストレスや不規則な食生活も関与する、現代病です。唾液は自浄作用、消化作用、粘膜保護作用など重要な役割を持っています。唾液分泌量が減ると、むし歯や歯周病、口臭の原因になり、乾燥によって舌のひび割れ、味覚障害、消化不良、痛みが起こる可能性もあります。唾液分泌量の改善のためには、良く咬むことが大切です。かみ応えのある物を力強く咬んだり、かむ回数を多くすることによって唾液腺からの分泌量低下を普段から予防します。ストレスなどがかかると交感神経が刺激され、分泌量が低下するため、気分転換や睡眠の質をあげることも大切です。抗うつ薬や鎮痛薬など処方薬の中には唾液分泌量を低下させる処方薬があるため、口腔乾燥が強めの方は医師との相談も必要となります。耳の前からアゴにかけて、指でマッサージすることも唾液腺を刺激するため有効とされております。それでも回復が難しい方は市販の保湿剤などを薬局で購入して使用することも対策の一つです。

神経性疾患

舌痛症

原因はストレスや、亜鉛の不足が原因と言われていますが、原因は未だに解明されていません。抗うつ薬を1ヶ月ほど使用し、改善が見られるようなら半年ほど服用し、徐々に薬を減らしていく方法や、十分な睡眠、口腔乾燥が原因の場合もあり、唾液腺マッサージが必要ともされております。

顔面神経痛(三叉神経痛)

三叉神経とは、顔面で得た感覚を脳に伝える神経です。額や目の周囲、頬やアゴにかけての範囲の知覚を感じる神経の異常疾患で、針につつかれたような、電気が走るような激しい痛みが起こることが多く、体力を消耗します。日常生活に支障が出るため、うつ状態に陥る危険性がある疾患です。検査としては神経が血管によって圧迫されている部位の特定が必要で、また帯状疱疹が原因である可能性もあるため、血液検査でウイルス抗体の有無が必要とされております。治療法は、神経痛に効果のある、抗てんかん薬、神経障害性疼痛の治療薬、または血管の圧迫が原因の場合は手術が必要になってきます。